真空成形とは、熱可塑性プラスチックの薄板を材料として成形を行なう方法です。
真空成形で用いられる材料は、薄板状にあらかじめ成形されたプラスチックシートが多く、 また工程がシンプルであるため大量生産品に向く成形方法です。
真空成形はケースやトレイなど日用品の成形に良く用いられるが、機械部品や看板、 大きな物としては当社のようなカーブミラーの成形など幅広く利用されています。
真空成形とは、熱可塑性プラスチックの薄板を材料として成形を行なう方法です。
真空成形で用いられる材料は、薄板状にあらかじめ成形されたプラスチックシートが多く、 また工程がシンプルであるため大量生産品に向く成形方法です。
真空成形はケースやトレイなど日用品の成形に良く用いられるが、機械部品や看板、 大きな物としては当社のようなカーブミラーの成形など幅広く利用されています。
真空成形の手順は、まず材料の薄板樹脂をヒーターで加熱して軟らかくした後、 金型に載せてクランプで固定し、あらかじめ金型内にあけられている小穴から真空ポンプで 空気を抜いて薄板樹脂を吸着させて成形を行なう。樹脂は冷却後固化するので真空ポンプを止めて 製品を取り出すと板の厚みを残したまま成形されています。
真空中で物質に膜を付ける方法で、アクリル樹脂やアルミなどさまざまな素材や電子部品などの小さいものから建材など大きなものまで加工できるクリーンで環境にやさしい技術です。
真空蒸着法
真空技術の中でも金属などを材料の表面に析出させる方法「メッキ」の目的で用いられる真空蒸着法とはいかなる工法でしょうか。「真空状態で原料を熱により蒸発させ、気体分子となった状態で基板に衝突させ、付着する」方法です。
1μm未満の極薄い膜厚においてもムラ無く、更に微妙な膜圧コントロールができる点にあります。これは加熱により蒸発源から放射状に真空中へ飛び出し気化した(固体→液体→気体)分子・原子が基板に衝突し堆積され、一様な金属膜が形成されるからです。
基板に衝突した分子だけが成膜されるため、蒸発源に面した部分は付着しますが、その裏側は蒸着の影響を全く受けません。
またクリーンな環境で人体にもやさしく、基板自体を液体にも浸さず、電気にも通す必要がないのが特徴です。しかしその他の真空技術に比べ、分子エネルギーが弱いので、付着力は弱いとされています。よってトップコートの塗布により硬化処理(剥離防止&酸化防止)を行います。
この真空蒸着法で必要な真空とは高真空(大気圧の1億~100億分の1)の世界です。しかしそれでも実際は残留気体分子(窒素、酸素、水素、水など)が漂っています。より高い真空度が必要な理由としては
①蒸着源から飛び出した分子・原子が基板にたどり着く前に、気体分子により散らされない(衝突を防ぐ)ようしたいから。
②また漂っている残留気体分子が基板に衝突する際に、蒸着膜に取り込まれる数を減らしたいから です。
真空蒸着したアルミニウムの酸化防止と剥離防止の為に特殊塗料でバックコート塗装を行います。小ロット多品種の様々な形状の成形品に対しての塗装が多いので、当社では熟練の作業者のハンドガンによる塗装を主としております。
機械の数値制御によるカット加工で、作業者のスキルに左右されることが無く、誰が操作をしても同じ寸法で同じ品質で同じ作業時間で大量に作ることができます。
アクリル樹脂や木材などを素材にして、レーザーによる切断や彫刻などが出来ますので名札やキーホルダーなどの作成が出来ます。写真データを取り込んでの彫刻も可能でディスプレイなども作れます。